2013年02月10日

ブラジル・カーニバルのモバイルアプリなんてものがあった

さてさて今現在ブラジルではサンバ・カーニバル開催の真っ最中ですが、ここ日本はこの冬いちばん寒いのではないかという毎日です。

せめてこたつでミカンでも食べながらブラジルのニュースサイトを覗き見することでカーニバルの雰囲気をちょっとだけ味わうことにしますか‥。

グローボのカーニバル特集ページはこちら→http://g1.globo.com/carnaval/2013/
フォーリャのカーニバル特集ページはこちら→http://www1.folha.uol.com.br/especial/2013/carnaval/

で、グローボのカーニバル特集ページをみてたらこんなのを見つけました。

"Aplicativo Globeleza mostra blocos e escolas de samba mais próximos"
『近場のサンバのエスコーラとブロッコを教えてくれる Globeleza アプリ』

アプリ紹介ページへのリンク

このアプリはグローボTV局が開発したAndroidおよびiPhoneアプリで、リオ・デ・ジャネイロ、サン・パウロ、レシフェ、オリンダの各地で行われるサンバイベントの日付や場所の情報を確認できるアプリだそうです。

ページの下のほうにシンプルな動画によるアプリ紹介もあって、言葉がわからなくてもどんな風に使うかなんとなく理解できると思います。

ちなみにアプリはこちらからDLできます。ためしに Android Walkman Z にインストールしてみましたがちゃんと動作しました。まァ、近場にエスコーラもブロッコもありませんし、動いたからだからどないやねん、って話ですが‥

グローボはモバイル対応がすごく早くて iPhone とか Android とか出てくる前から既に携帯用のページがあったりと、ネットやコンピューターに関する嗅覚は鋭いようです。

しかもモバイルアプリだけでは飽き足らず、こんなブラウザのFlashアプリまで提供してました。

"Globeleze-se"(「Globbelezaしてね」ぐらいの意味)
リンク(Flashが動作するブラウザで遊べます)

ロードにちょっと時間かかりますが、しばらくするとタイトル画面になりますので右下の "Monte sua vinheta da.."(アナタを着飾ろう..)をクリックするとメイン画面になります。

globeleza-se-ss.jpg

なななななァんじゃこりゃーーーーーー、と夜中にもかかわらず声を上げてしまいましたが、見た目のインパクトに反して(?)これけっこうよくできてます。

左右に並ぶアイコンを適当にクリックしたらだいたいわかると思いますが、髪型やら体系やら体のペイントやら靴やら選んで自分のアバターをつくるアプリです。

めんどくさい人向けに、右下の "mixer" を選ぶとランダムで適当につくってくれます。あと顔はデフォルトでグローボ局のカーニバル用アイキャッチのダンサーAline Pradoの顔を選択できますが、勇気のある人は自分の顔写真をPCから選択してアップロードすることもできます。私は勇気がないのでためしてません。

着飾りおわったらアバターの右下にある "Samba GLOBELEZA"を選ぶと、出来上がったアバターがサンバを踊ります。いやーグローボのアプリ開発力あなどれませんな‥

ちなみに "Copiar link" でリンクのコピー、"Compartilhar" で Facebook や Twitter でシェア、つまり公開できます。その勇気があれば、ですが。

正直このFlashアプリは微妙な感じですけど、同じくグローボサイトの2013カーニバル特設ページで提供しているこちらの解説はなかなか良いなと思いました:

"Como funciona uma escola de samba (em Lego)"
『エスコーラ・ジ・サンバのしくみ(LEGO版)』

グローボサイトへのリンク

ご存知の方も多いと思いますがリオやサンパウロのサンバ・パレード、あれはコンテストでチームが各々の持ち時間内で練り上げたパレードを行い、それを審査員が採点して順位を決めます(参考)。

なので適当に好き勝手にパレードしているわけではなく、チームは組織化されていて構成員には役割分担があります。役割ごとに"ポルタ・バンデイラ"やら"メストレ・サラ"やら"ハイーニャ・ダ・バテリア"やらといった色んな役職名があって、私も正直どれが何なんやらよく判ってないんですけども、それを非常にわかりやすくレゴブロックで解説してくれているのが上のページです。

説明はポルトガル語なので、言葉がわからないと説明用の教材として使うには難しいですけども、あちこちクリックして動く様子を見ればなんとなくイメージはつかめそうですし、特にレゴ好きの方には単に眺めてるだけでもけっこう面白いんじゃないでしょうか。


posted by blogsapo at 07:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | ブラジル時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月08日

2013年のリオのカーニバルの日付はどうやって決める?

むかし中森明菜の歌で「リオの街はカーニバル〜♪銀の紙吹雪〜♪黒いヒトミの踊り子〜汗を飛びちらせ〜♪きらめく羽根飾り〜♪」なんてのがありましたが、世間的にいってブラジル・リオデジャネイロといえば類型イメージはとりあえずサンバカーニバルでしょう。日本だとフジヤマ・ゲイシャみたいなもんで、ブラジルならサッカー・サンバなわけです。

そういえばあの曲の題名って『MI AMORE』だったと思うんですけど、今にして思うとこれブラジルの公用語であるポルトガル語でもないし、スペイン語でもないし、なんだったんでしょうねあれ。イタリア語かな?

さてさて今年もカーニバルの季節がやってきました。私が住んでいる関西では5月ぐらいに神戸でサンバカーニバルやってたりしますが、本場のカーニバルはこの季節にやります。今日は近畿各地でも雪がちらついたりしてましたが、ブラジルは日本と季節が正反対なので今は暑い夏まっさかりです。

この2013年の現地のカーニバルは、明日2月9日(日本と半日の時差があります)から2月12日までがメイン日程となっておりますが、事情通の方はご存知かと思いますが毎年この日付は変わります。なぜ毎年変わるかというと、カーニバルはキリストの復活を祝うイースター、"復活祭"と関係あるからなんですね。

イースターをポルトガル語では"Páscoa"(パスコア)といいますが、『宣教活動の前にキリストさんは40日間も荒野で断食をされた』という聖書のお話に基づいて、パスコアの前の40日間悔い改めて禁欲生活する習慣があって(あるいはあった・・かも)、その苦行期間に入る前にドンちゃん騒ぎやって酒池肉林を楽しもう!!!というのがカーニバルの起源とされています。

禁欲に入る前にやりたい放題やっとこう、みたいな考えは基本ストイックなキリスト教の価値観的にどうなんだ・・?という気がしないではないですが、実際よくよく調べるとカーニバルは厳密にはキリスト教と無関係な古い春祭りにかこつけてハメをはずしてたのが現代にまで続く習慣となったものだそうで、カトリック教会とカーニバルは本来は無関係とするのが普通のようです(参考)。

さてこの40日の苦行期間が始まる初日を『灰の水曜日(Quarta-feira de cinza)』といいますが、カーニバルはその『灰の水曜日』より前の4日間が期間となります。

映画『黒いオルフェ』の主題曲でジョビンとヴィニシウス・ジ・モラエスのボサノバの名曲 "A Felicidade"(ア・フェリシダージ) の歌詞に

"A felicidade do pobre parece
A grande ilusão do carnaval
A gente trabalha o ano inteiro...
Pra tudo se acabar na quarta-feira."


『はなかい幸せはまるでカーニバルの大いなる幻影のよう、私たちは一年中働く‥‥
水曜には全部終わってしまうカーニバルのために』


と出てくる『水曜』はもちろんこの『灰の水曜日』を言っています。

というわけで『灰の水曜日』はイースターの日付より47日前、ということになります。

ん?ちょっとまって???40日なの??47日なの??どっちよ???と思いましたか?

はい、私も今回調べていてこのことに気がつきました。苦行期間(四旬節)は40日なんですが、日曜日は安息日と決まっているので苦行期間に含まないのです。なので苦行期間中の一週間ごとに1日休みがあって、週あたり6日ずつ足していくと40日のチャージを終えるまでに47日かかる計算になるわけです。

パスコア(イースター)の日付は太陰暦に基づいて『春分の日の後の最初の満月の次の日曜日』と定められていて毎年変わるため、そっから47日前の『灰の水曜日』、その前のカーニバルももちろんそれに合わせて毎年変わるわけですね(参考)。

今年は3月31日が『復活の日』になりますのでそこから計算するとまさに今年のカーニバルの日程表どおり、となります。
posted by blogsapo at 20:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | ブラジル時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月03日

AKB峯岸さんのボウズ頭がブラジルでも紹介されてた

ここ数日のTVの芸能番組(ていうか情報番組全部かも)は、件の話題でもちきりでしたが、あんまりしつこいんでAKBに興味ない人にとっては食傷気味だったかもしれませんね。

私も嫌いではないですけど特に興味があるほうでもないので「もうエエがな許したれ・・」と思ったクチでしたが、先日ブラジルのニュースサイトをダラダラと巡回してましたら、この数日ですっかり見慣れてしまったあの画像が!!

「日本人歌手がお泊りの罰として頭髪を剃る」
"Cantora japonesa raspa a cabeça como castigo por passar a noite com rapaz"

フォーリャ・オンラインの記事

「日本人歌手がお泊りの罰として頭髪を剃る」
"Cantora japonesa raspa cabelo como castigo por passar noite com jovem"

グローボ・サイトの記事

とりあえず2大サイトからひっぱってきましたが、ほかにもあるかもしれません。

記事自体には特筆する内容はなくて、今回の騒動の経緯を(意外と詳しく)書いてあるだけです。

ちょっと前の大島渚監督死去のように大きな扱いではなく、あくまで世界の面白事件のひとつみたいな扱いではあるんですが、グローボの記事のほうは100を超えるコメントがあり、予想外(?)にアチラでも興味を持った人が多いようです。まあ見た目がインパクトありすぎますからね。

そのブラジル人のコメントを見ると、「日本では頭髪を剃るけどブラジルだと女性は別の毛を剃ってるよね」とかいった類のオッサン的センスのアホコメントに混じって割と真面目に書いてあるコメントもあり、多いのが「なんでこんなアホなことするんだ日本は一等国だと思ってたがこんなのは途上国のやる事だ」みたいな批判コメント、そしてそれに対し「批判してるやつが多いが、AKB48がどんなグループかちゃんと知ってて書いてるのか?彼女らは俺らが想像するようなミュージシャンじゃない、日本文化でいうところのアイドルだ」とか「彼女らは音楽は売ってないんだよ、彼女ら自身の持つ『処女性』を売ってるんだ、たとえばファンはCDを何枚も買うが、ディスクは捨てちまう。中にチケットが入っててファンはそれを買ってるんだ。だからこれに反することは商品としての価値を損なうんだよ」などといった、思わず「よー知ってるなキミィ」と言いたくなるようなコメントもあります(実際AKBファンのブラジル人のコメントのようです)。

あと「まず批判する前にブラジルがどうなってるか見ろ。ブラジルじゃインターネットで処女をオークションで売る娘がいるが、どっちがマトモか良く考えろ」といった自国批判のコンテクストで書いてるコメントもけっこう多かったです。

という事で、タイトルの話題はこれでおしまいなんですが、ついでに今日見かけたちょっと興味深い・・というか怖いブラジル芸能ニュースを一つご紹介。

「"誰がファンで誰が泥棒やらわかったもんじゃないね"、と強盗にあったラウル・ジルが語る」
"'Você não sabe quem é fã e quem é ladrão', diz Raul Gil após ser assaltado"

フォーリャ・オンラインの記事
1月31日16時前後、サンパウロのジュセリーノ・クビスシェッキ通りでラウル・ジル(Raul Gil, 75歳)が強盗に襲われた。SBT局テレビ司会者の彼はアルバート・アインシュタイン病院へ定例検査を受けに行く途中だった。

"アッという間だったよ、信号んとこでね。一つ前の信号で二人のバイクの人にサインしてあげた後だったから、そいつもファンだとおもったんだよ。ソイツは拳銃を顔に向けて時計と指輪をよこせ、といいやがった"

"いまどき誰がダレやらわかったもんじゃないねェー、誰がファンで誰が泥棒やら。強盗は馴れ馴れしくて、この盗んだモノで息子にミルクを買ってやるんだ、なんて言ってたよ"

ハウル・ジルによると金の腕時計と指輪4個が盗難され、計1万レアル(50万円ほど)の被害となる。強盗は金のブレスレットも奪おうとしたが信号が替わったため諦めて去ったという。

"しかしビックリしたね。あの日、あの瞬間のあの映像、アイツの顔は頭から離れないだろうねェー。アイツめちゃくちゃ急いでたからブレスレットは盗られずに済んだんだけど、でももうそのブレスレット使う気にはなれないねェー"

ラウル・ジルは警察に訴えは出さず、また出す予定もないという。「そんなことしても無駄だろがよ。あんなの捕まえられるもんかね。そらもうアッちゅーまに消えたんだよ?」

彼によると、通行人や周囲の運転手が見ていたが何も行動はしなかったという。「みんな見てたけど、唖然としてたね」

ラウル・ジルはこれ以外にも今まで3度も強盗の被害にあっている。彼は普段の移動の際は警備員はつけず、同行は車の運転手だけである。

「警備員なんかつけてたら、もっと最悪な事態になってただろうよ。いまごろ銃撃戦の話してなきゃいけない」

このラウル・ジル(原語の発音的には"ハウウ・ジウ")という人は "Programa Raul Gil"(ラウル・ジルSHOWくらいの意味)という現在はSBT局でやっている人気番組の司会者です。

9歳にしてその日本語の歌唱力で有名になり、日本のTV番組にも出演したメリッサ・クニヨシちゃんを見出し、元日本テレビアナウンサーの西尾由佳理さんが「世界まる見え特番」で出演したブラジルのTV番組が、この "Programa Raul Gil" です。

参考ビデオ


記事にでてきたアルバート・アインシュタイン病院ていうのは南米で最高レベルとされる病院のひとつだそうで、なんでも有名なアインシュタインの息子のハンス・アルバート・アインシュタインさん(彼は水工学教授)が、設立の際に寄付したのが名前の由来らしいです。

さすがラウル・ジル、金もってます(だから狙われる)。どうでもいいですけど、ラウル・ジル見るたびにシュワちゃんの昔のトータル・リコールにでてきた、これは夢だからカプセル薬を飲めって罠にかけようとするオッサンを思い出してしまいます‥‥
posted by blogsapo at 01:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | ブラジル時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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